研究課題/領域番号 |
22300283
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研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
南部 昌敏 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (90143627)
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研究分担者 |
井上 久祥 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 准教授 (30274278)
三橋 功一 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (40166062)
浦野 弘 秋田大学, 教育文化学部, 教授 (50185089)
小林 稔 京都教育大学, 教育学部, 准教授 (70336353)
城間 祥子 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 講師 (30457379)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 教師教育 / 教員研修 / 校内研修 / 授業力向上 / 学力向上 |
研究概要 |
1.これまで開発した校内教員研修モデルに基づき、知識伝達型、問題解決型、省察型の研修スタイルを必要に応じて組み合わせる「協働と省察の継続と積み上げによる校内教員研修標準モデル」を構築した。2.教師効力感及び教職に関する認知について検討し、教職年数,ワークショップ型校内研修への参加回数及び校内研修への認知との間に有意な関連が認められた。3.東京都において協働と省察によるワークショップ型教員研修を継続した結果、教員の授業力の向上が計られ、児童の学力調査の結果、目標値との比較においてほとんどの学年が達成し、学習習慣も身に付いていることが明らかとなった。カークパトリックの提唱した4段階評価に当てはめてみると、校内教員研修の効果は、全ての教員の行動変容として表れ(レベル3)、さらに、教職員一丸となって学校組織全体の自律的な取り組みも実現した(レベル4)。4.沖縄県において、小中連携合同研修、小学校及び離島への出前研修、中学校の教科別部会研修、ファシリテータ研修と多様な教員研修を実施した結果、ワークショップ型研修は好意的に受け止められ、授業力の向上に向けた改善点の明確化に寄与した。また、児童の学力調査の結果、平成20年度から3年間、3年生、5年生ともに算数A問題、国語A問題、同B問題の学力が向上した。5.埼玉県において学級経営と授業改善に焦点を当てたワークショップ研修を5回開催し研修効果を確認した。6.青森県においてICT活用指導力を育成するためのワークショップ型校内研修を4回開催し研修効果を確認した。7.創発的分業システムを導入したワークショップ研修を実施し、グループ間での協働を取り入れたワークショップにおいて気づきの効果が得られた。8.国内の学会と国際授業研究学会((WALS2012)で発表した。また、平成22年度~24年度の取り組みの成果を報告書として印刷し、関係者に配布した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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