研究課題
基盤研究(B)
我々は複製能を欠いた不活化 Sendai virus (HVJ envelope ; HVJ-E)が様々な抗腫瘍作用を有することを見出している。これを用いた癌治療の臨床研究も開始された。そこでさらに抗腫瘍効果を増強するため、HVJ-E に封入する分子を検討したところ、抗腫瘍免疫を増強できる分子として IL-12, IL-2 の有効性が見出された。IL-12 遺伝子を封入する代わりに、IL-12 蛋白質を表面にもつ HVJ-E はさらに強力な癌治療効果を示した。また抗がん剤(ダカルバジン)の効果を高めるために Rad51siRNA の封入が効果的であった。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (3件) 図書 (1件) 備考 (1件)
Clinical Cancer Research
巻: 19(3) ページ: 668-679
Gene Therapy
巻: 19 ページ: 731-41
J. Neuro-Oncology
巻: 103 ページ: 19-31
Expert Opinion on Drug Delivery
巻: 7 ページ: 773-780
http://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/gts/