研究分担者 |
馬淵 和雄 気象庁気象研究所, 地球化学研究部, 主任研究員 (90354505)
保坂 征広 気象庁気象研究所, 気候研究部, 主任研究員 (70354454)
市井 和仁 福島大学, 共生システム理工学類, 准教授 (50345865)
宮崎 真 北海道大学, 大学院・地球環境科学研究院, 特任助教 (80302355)
萬 和明 京都大学, 工学研究科, 助教 (90554212)
立入 郁 海洋研究開発機構, 地球環境変動領域, 特任研究員 (30336185)
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研究概要 |
アジアの乾燥地における気候モデルの精度向上を目指して,アジア乾燥地での観測データをフォーシングに用いた,陸面モデル・生態モデルのオフライン相互比較実験を行った.モンゴルと内モンゴルの乾燥草原の2地点を対象地点として選択し,気象観測データと,土壌や植生などの物性値を収集してデータセットを作成し,データベースとした.この地域における陸面・生態モデルの駆動データとしては,最初のものである.このデータセットを用いて,11のモデルを駆動し,得られた出力を今後の解析のためにアーカイブした.モデル出力を相互比較した結果,陸面モデル・生態モデルのアジア乾燥域における再現能力を評価することができた.本研究は,国際プロジェクトAsian Dryland Model Intercomparison Project(ADMIP)の日本側研究者による研究活動であり,ADMIPと強い連携のもとに推進された.
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