研究課題
V.アポトーシスにおける新規に見出した分子の細胞生物学的解析1)アポトーシス誘導細胞における新規分子の細胞内切断確認:前年までで同定されたヒトシグナル伝達経路分子のcDNAから、動物細胞発現用ベクターに組込み、培養細胞に遺伝子導入後、TNFαやFas、もしくは小胞体ストレスなどのアポトーシス誘導条件下で、上述の分子の細胞内での切断確認を行った。また、解析された切断部位にアミノ酸置換した変異体を用いて、アポトーシス誘導細胞において切断されないかどうか確認した。2)カスパーゼ切断型新規分子の導入による下流シグナル分子の解析:新規分子の切断型の細胞への影響を調べるため、決定した切断部位情報を基に、カスパーゼ切断型新規分子を構築し、細胞に導入し、下流のシグナル分子のリン酸化や安定性を解析した。3)新規分子のアポトーシスへの影響:見出されたカスパーゼで切断される新規シグナル伝達経路分子のアポトーシスへの影響を調べるために、野生型、カスパーゼ切断型、アミノ酸置換変異遺伝子をそれぞれ構築し、培養細胞へ導入し、アポトーシス誘導下における細胞死の割合を測定した。4)新規分子を用いた細胞膜動態の解析:アポトーシスの特徴の1つである細胞膜動態における新規分子の影響を調べるために、細胞骨格をリン酸化する新規分子を選別し、過剰発現細胞、およびノックダウン細胞を用いて、共焦点顕微鏡下での生きたままの細胞膜動態解析を行った。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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