研究課題/領域番号 |
22310142
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物分子科学
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研究機関 | 公益財団法人サントリー生命科学財団 |
研究代表者 |
島本 啓子 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所, 主幹研究員 (70235638)
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連携研究者 |
西山 賢一 岩手大学, 農学部, 教授 (80291334)
三浦 薫 (野村 薫) 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所, 研究員 (90353515)
楠本 正一 公益財団法人サントリー生命科学財団, 生物有機科学研究所, 元所長 (30028253)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 糖脂質 / 膜タンパク質 / 糖鎖 / 生体膜 / 膜挿入 / 構造決定 / 有機合成 / 生理活性物質 |
研究概要 |
膜タンパク質の細胞膜への挿入は、全ての生物に共通の重要な過程である。我々は、大腸菌の膜タンパク質挿入に必須の因子として、活性を指標に内膜からMPIase (membrane protein integrase)を単離し、化学構造を明らかにした。その酵素様活性からの予想に反して、MPIaseはタンパク質の構造を持っておらず、3種のアミノ糖から成るユニットが10回程度繰返す糖鎖部とジアシルグリセロールがピロリン酸を介して結合した新しい糖脂質であった。構造活性相関研究から、活性には糖鎖部が重要であり、糖鎖部がシャペロンとしてはたらく機構が考えられた。
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