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2011 年度 実績報告書

地域協力と越境的ネットワークの変容に関する地域間比較研究―海域島嶼を事例として

研究課題

研究課題/領域番号 22310155
研究機関広島大学

研究代表者

小柏 葉子  広島大学, 大学院・社会科学研究科, 教授 (30224091)

研究分担者 黒神 直純  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (80294396)
河原 祐馬  岡山大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (50234109)
玉田 大  神戸大学, 大学院・法学研究科, 准教授 (60362563)
今泉 裕美子  法政大学, 国際文化学部, 教授 (30266275)
キーワード国際関係 / 地域協力 / グローバル化
研究概要

本年度は、グローバル化の進展への対応として行われている地域協力の強化や深化によって、バレンツ海、バルト海、地中海、東シナ海、南太平洋の各海域の島嶼に存在していた脱領域的な越境的ネットワークがいかなる変容を遂げているのか、比較地域的な観点から以下のように研究調査を実施し、分析を行った。
1)地域協力の強化や深化による各海域島嶼の越境的ネットワークの変容に関して、国内の研究機関における文献調査を中心とした調査資料の収集を進め、整理を行った。
2)地域協力の強化や深化による越境的ネットワークの変容に関する事例研究として、バルト海島嶼を中心に、エストニア、オーランド諸島、フィンランドにおいて、現地でしか入手できない関係資料を収集するとともに、自治政府等の関連する諸機関、NGOや市民グループなどの諸団体、関係者等に対する聞き取り調査を含めた第二次海外研究調査を実施した。
3)国内の研究機関、第二次海外研究調査において収集した関連調査資料、および現地で実施した研究調査の結果を整理、分析し、研究参加者各自の調査分析に関する情報交換を通じて、本研究課題の問題意識のさらなる共有を行った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

本年度の研究目的は、地域協力の強化や深化による各海域島嶼の越境的ネットワークの変容について、その実態を把握することであり、調査資料の収集・整理、および第二次海外研究調査の実碗によって、現在までに当初予定していた目的をほぼ達成したと考えられるため

今後の研究の推進方策

本研究課題を今後推進するにあたっては、これまで行ってきた分析枠組みの構築、調査資料の収集・整理、海外調査等によって得られた知見に基づき、最終年度の取りまとめに向けて、研究参加者全員による総合的な分析を進めていく予定である

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2012 2011

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 「グローバル規範」の受容と太平洋諸島フォーラム2012

    • 著者名/発表者名
      小柏葉子
    • 雑誌名

      広島大学マネジメント研究

      巻: 12巻 ページ: 21-33

  • [雑誌論文] ジェノサイド条約適応事件2012

    • 著者名/発表者名
      玉田大
    • 雑誌名

      国際法外交雑誌

      巻: 110(掲載決定)

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 国際裁判における理由附記義務2011

    • 著者名/発表者名
      玉田大
    • 雑誌名

      神戸法学雑誌

      巻: 61巻 ページ: 2-42

  • [図書] 矢内原忠雄2011

    • 著者名/発表者名
      今泉裕美子
    • 総ページ数
      351
    • 出版者
      東京大学出版会

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公開日: 2013-06-26  

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