研究課題
南アジアの宗教紛争に関する本プロジェクトの3年間に企画・開催された研究会は15回を数え、海外で開催された研究セミナーや、インド、ネパール、アメリカ、イギリスなどの海外の研究者を含む、のべ49名の研究者による報告が行われた。各分担者による研究成果の実績では、雑誌などに掲載された論文の総数は48点を数え、そのうち査読付き論文は10点、英語などの外国語による論文は9点を数えた。出版された関連図書は40点であり、そのうち英文などの外国語による関連図書は6点を数えた。学会などでの成果報告は、総計で82回となり、そのうち国際学会での報告は21回を数えた。特に、平成24度は、研究の最終年度として、各分担者による成果報告を行うとともに、プロジェクト全体の成果の取りまとめを行った。具体的には、プロジェクト全体の成果として『研究成果報告書』を編集し、メンバーによるオリジナルの研究論文として、以下の7本の論考を掲載した。①バングラデシュにおけるセキュラリズム憲法の成立とイスラーム(外川昌彦)、②北東部におけるエスニック紛争と宗教(木村真希子)、③現代インドにおけるマイノリティへの暴力(田中雅一)、④イギリスのムスリム移民をめぐる諸問題に関する考察(中谷哲弥)、⑤「アヒンサー」をめぐるストラグル(別所裕介)、⑥対テロ戦争後に見られるパキスタン社会の変容(山根聡)、⑦The Process and Implementation of‘Chittagong Hill Tracts (CHT) Peace Accord 1997’in Bangladesh、Ranjan Partha Saha。
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 10件) 学会発表 (21件) (うち招待講演 1件) 図書 (14件)
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