女性のキャリア形成に関する実証的・実践的研究―複合キャリア形成過程とキャリア学習

2012 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 22310165
• 研究機関: 国立女性教育会館
• 研究代表者: 神田 道子 独立行政法人国立女性教育会館, その他部局等, 研究員 (70058030)
• 研究分担者: 市村 櫻子 独立行政法人国立女性教育会館, 情報課, 課長 (00587305) ; 森 未知 独立行政法人国立女性教育会館, 情報課, 専門職員 (20415350) ; 渡辺 美穂 独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (40415352) ; 野依 智子 独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 研究員 (40467882) ; 中野 洋惠 独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 室長 (60155786) ; 上村 千賀子 独立行政法人国立女性教育会館, 情報課, 研究員 (70259985) ; 飯島 絵理 独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 客員研究員 (70415355) ; 越智 方美 独立行政法人国立女性教育会館, 研究国際室, 専門職員 (70524403) ; 西山 恵美子 独立行政法人国立女性教育会館, 事業課, 客員研究員 (80415356)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2013-03-31
• キーワード: 複合キャリア / 社会活動キャリア / 職業キャリア / プログラム開発 / 地域人材育成 / キャリア形成 / 中断再就職 / NPO活動

研究概要

研究期間最終年度の今年度は、研究課題２）キャリア学習プログラム開発に関する実践的研究として、以下の①地域づくり人材育成プログラム並びに②キャリア形成支援プログラムを実施した。
a.女性のキャリア形成支援セミナー：茨城県女性プラザ「レイクエコー」（10月から11月の5回講座中3回担当）にて「子育て中の女性、NPOやコミュニティ・ビジネスに関心のある女性、地域活動・ボランティア活動を行っている女性」を対象に実施。中断再就職の一環としてNPO活動を位置づけている。これは、①の人材育成プログラムにあたる。
b.女子学生のためのキャリア形成講座：国立女性教育会館（9月5～7日）にて埼玉県内3短期大学合同キャリア教育として実施。関係力の育成や多様性を学ぶことを目的にした。②キャリア形成支援プログラムに位置づく。
c.4年制女子大学生対象キャリア形成支援セミナー：都内会場（11月10日）にて4大学合同で実施。b.と同様、②のプログラムになるが、b.ｃ.ともに長期的視野でキャリアをとらえることに重点をおいている。
また、最終年度の成果物として、以下の2点を作成した。
ｄ.『社会参画と女性のキャリア形成事例集』：ヒアリング調査をした18人の活動までのプロセスをキャリア形成の視点から分析した。中高年・大学生を対象にしたキャリア形成講座のテキストとして作成した。e.報告書：3年間の研究成果として「複合キャリア」の類型化、複合キャリアの先駆的事例の分析、NPO活動の事例分析、プログラム開発のための実験プログラム、先進的プログラム調査としての韓国調査などの結果をまとめた報告書を作成した。

現在までの達成度 (区分)

理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] NPO・市民活動と社会教育 (2013)
  • 著者名/発表者名: 野依智子
  • 雑誌名: 現代の社会教育と生涯学習 ページ: 147-162
• [雑誌論文] 課題解決型学習とりあげる意味 (2013)
  • 著者名/発表者名: 神田道子
  • 雑誌名: 実践研究 巻: 第3号 ページ: pp.5-8
• [雑誌論文] 課題解決型実践的活動に結びつく学習プログラム (2013)
  • 著者名/発表者名: 中野洋恵
  • 雑誌名: 実践研究 巻: 第3号 ページ: pp.27-40
• [雑誌論文] 課題解決型学習の展開 (2013)
  • 著者名/発表者名: 田中雅文
  • 雑誌名: 実践研究 巻: 第3号 ページ: pp.10-26
• [学会発表] NPO活動を通した女性のキャリア形成の課題と可能性
  • 著者名/発表者名: 野依智子
  • 学会等名: 日本NPO学会
  • 発表場所: 東洋大学
• [備考] 独立行政法人国立女性教育会館の出版物・報告書
  • URL: http://www.nwec.jp/jp/publish/