研究課題/領域番号 |
22320021
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
杉浦 秀一 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (50196713)
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研究分担者 |
山田 吉二郎 北海道大学, メディア・コミュニケーション研究院, 教授 (40091516)
根村 亮 新潟工科大学, 工学部, 教授 (40242367)
下里 俊行 上越教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (80262393)
兎内 勇津流 北海道大学, スラブ研究センター, 准教授 (50271672)
貝澤 哉 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (30247267)
北見 諭 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (00298118)
坂庭 淳史 早稲田大学, 文学学術院, 准教授 (80329044)
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連携研究者 |
川名 隆史 東京国際大学, 経済学部, 教授 (60169737)
室井 禎之 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (60182143)
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研究協力者 |
渡辺 圭 千葉大学, 非常勤講師
今仁 直人
堀越 しげ子 北海道大学, 非常勤講師
堀江 広行
斎藤 祥平 北海道大学, 大学院文学研究科, 博士課程
山本 健三 長安大学校, 外国語学部, 講師
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | ロシア / プラトン / 宗教哲学 / ロシア正教 / ロシア文学 / ロシア詩学 / 文化史 / ソロヴィヨフ |
研究概要 |
本研究の目的は、ロシア・プラトニズムという観点から19-20世紀のロシアの文化史の流れを再構築することである。本研究では20世紀初頭の宗教哲学思想家たちを分析し、彼らが西欧で主流の実証主義への対抗的思潮に大きな関心を向けていたこと、また19世紀後半のソロヴィヨフの理念はロシア・プラトニズムの形成に影響を及ぼしたが、彼以前の19世紀前半にもプラトニズム受容の十分な前史があったことを明らかにした。したがってロシア・プラトニズムという問題枠組みは、従来の19-20世紀のロシア思想史の図式では整合的に理解し難かった諸思想の意義を理解し、ロシア文化史を再構築するための重要な導きの糸であることを確認した。
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