研究課題/領域番号 |
22320023
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安藤 隆穂 名古屋大学, 大学院・経済学研究科, 教授 (00126830)
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研究分担者 |
大田 一廣 阪南大学, 経済学部, 教授 (70185263)
高木 勇夫 名古屋工業大学, 工学研究科, 教授 (20179419)
原田 哲史 関西学院大学, 経済学部, 教授 (70208677)
前田 更子 明治大学, 政治経済学部, 講師 (30453963)
大塚 雄太 名古屋大学, 高等研究院, 助教 (70547439)
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キーワード | 社会思想史 / 自由主義 / 公共性 / フランス革命 / ナポレオン体制 / 教育史 / 寛容 / 信仰の自由 |
研究概要 |
大陸自由主義の存在の諸類型につき、計画通り、各個人の課題を追求した。安藤隆穂、大田一寛、高木勇夫、前田更子は、フランス自由主義を中心に、原田哲史、大塚雄太は、ドイツを中心に、自由主義の成立の糸口を把握した。 研究を総合化していくために、メンバー間の研究交流に加え、外部から専門研究者を招き、次のようにシンポジウム・研究会を行った。 1.第1回大陸自由主義研究会:メンバーによる研究打ち合わせ2010年5月8日、13時-17時、名古屋大学経済学部。2.第2回研究会:シンポジウムフランス革命期ヨーロッパの公共圏-教育・宗教・道徳(笠原賢介法政大学教授、岩下誠首都大学東京客員研究員を招へい)2010年12月15日、10時30-17時30、明治大学駿河台キャンパス。3.第3回研究会:講演セミナー:バイザー『啓蒙・革命・ロマン主義』を読む(杉田孝夫お茶の水女子大教授を招へい)2011年1月8日、14時-18時、関西学院大学。4.第4回研究会:シンポジウム:宗教と自由および公共(松島明男清泉女子大教授、山中聡京都大学大学院生を招へい)2011年3,月2日、12時-19時、明治大学駿河台キャンパス。 以上の研究会を総括機会として、イギリス、フランス、ドイツ圏の自由主義の諸関係について、大筋の状況につき明らかにすることができた。 今年度残した課題としては、イタリアとスイス圏への視野拡大ができなかったこと、海外研究者の招聘を見合わせたことをあげることができる。次年度にを期したい。
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