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2012 年度 実績報告書

戦前期日本ペン倶楽部の研究―日印文化交流と国際文化政策

研究課題

研究課題/領域番号 22320043
研究機関国士舘大学

研究代表者

目野 由希  国士舘大学, 体育学部, 講師 (20338289)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード戦前期日本ペン倶楽部 / マドラス神智学協会 / インドペンクラブ・マドラス本部 / インドペンクラブ・ベンガル支部 / 日本の対外文化政策 / 皇紀2600年記念事業 / 日印文化交流 / 植民地教育および翻訳
研究概要

①海外における研究成果発表会開催
2012年8月2日、目野は「戦前期日本ペン倶楽部研究会」をインドのIndian International Centerで開催。会議内容は、目野によるこれまでの総合的研究報告ののち、ほかの出席者より、インドペンクラブ・ベンガル支部の資料紹介および三島由紀夫、野口米次郎とインドとの関係など、さまざまな口頭発表があった。次に出席者から質疑応答がなされた。翌日は今回の研究会の内容を、英文で論集にし、欧州での刊行計画を立案。またこの時、英米5大学が連携し、本研究会とかなり近い趣旨の国際共同研究会を2012年秋から行う件について、報告があった。
②国内における研究成果発表会開催
2012年11月26日から30日、目野は「戦前期日本ペン倶楽部研究会」の研究成果発表、講演会、研究会開催および新規資料収集を行った。場所は六本木の国際文化会館(インドペンクラブ・マドラス本部の母体となったマドラス神智学協会の出版活動と啓蒙活動についての総合的評価と質疑)、府中の東京外国語大学(日本ペンクラブ・インドペンクラブについての研究討議、建築に及ぼした神智学協会の影響、神智学協会と仏教伝播についての研究闘技)、鎌倉の松ケ岡文庫(鈴木大拙夫人資料の未発表分の閲覧および活字化についての相談)。出席者は多数となり、盛況であった。本研究会では、いまだ十分に解釈できずにいる数千枚の新資料解釈のため、向こう数年、研究会を継続する必要があるとの結論に達した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] 文化外交と社交の概念の相関・編成――戦前期国際ペンクラブにおける矢代幸雄2012

    • 著者名/発表者名
      目野由希
    • 雑誌名

      AJ Journal

      巻: 7 ページ: 57-70

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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