研究課題/領域番号 |
22320044
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
東谷 護 成城大学, 文芸学部, 准教授 (10453656)
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研究分担者 |
安田 昌弘 京都精華大学, 人文学部, 准教授 (10554123)
山田 晴通 東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (40191324)
大山 昌彦 東京工科大学, 教養学環, 准教授 (40329173)
木本 玲一 相模女子大学, 人間社会学部, 准教授 (70512078)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | グローバル化 / ローカリィティ / ポピュラー音楽研究 / オーセンティシティ / 情熱家 / ゲートキーパー / 表象 / フィールドワーク |
研究概要 |
本年度は、最終年度であることも考慮に入れた上で、これまでの個別研究調査、共同調査、共同討議を継続・発展させ、総括を行った。 本研究課題に対する個別研究調査の中間報告と全体討議を8月に、本研究メンバーと同じ関心を持っている遠藤薫博士(学習院大学教授)をゲストとしてお招きし、非公開で研究会を行った。ここでは、各自の問題点と今後の課題、並びに共同研究の目指すポピュラー音楽にみるローカルアイデンティティの理論構築についての問題点と今後の課題を議論し、12月に学会でワークショップとして発表することを確認した。 個別の現地調査では、東谷は中津川(岐阜県)、ニューヨークでフォークソングを中心に行い、山田はニューヨークで音楽博物館を中心に行い、安田は京都、ニューオリンズ、メンフィス、シカゴ、ボストンでブルースを中心に行い、大山が水戸(茨城県)でロックンロールを中心に行い、木本は渋谷(東京都)でヒップホップを中心に行い、各自、相応の成果を得ることが出来た。共同の現地調査では、東谷と山田がニューヨーク州ビーコンに於いて、ポピュラー音楽の歴史においても大きな影響を残してきたピート・シーガー氏へのインタビューを3月に行った。これは本研究だけにとどまることなく、今後の研究に役立つ有意義なものであった。 前述した8月の研究会での成果と、その後の個別調査を含めた成果を、12月に開催された日本ポピュラー音楽学会の全国大会でワークショップを組織し、遠藤薫博士も含めて各自が発表した。フロアーとの議論も活発に行われ、研究の総括に役立つ有意義なものであった。 本研究の総括として報告書を3月に刊行した。なお、これを発展させた論文集の刊行(2013年冬)を準備しているところである。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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