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2010 年度 実績報告書

マザリナード文書の電子化:次世代型コーパスの構築と新しい研究環境に関する総合研究

研究課題

研究課題/領域番号 22320066
研究機関南山大学

研究代表者

PATRICK Rebollar  南山大学, 外国語学部, 教授 (50329744)

研究分担者 丸岡 高弘  南山大学, 外国語学部, 教授 (50199923)
真野 倫平  南山大学, 外国語学部, 教授 (30257232)
DAVID Courron  南山大学, 外国語学部, 准教授 (20308927)
PERRONCEL Morvan  中京大学, 国際教養学部, 准教授 (90339630)
一丸 禎子  学習院大学, 外国語教育研究センター, 講師 (80567313)
キーワードマザリナード / Mazarinades / オンラインデータベース / 政治史 / 17世紀フランス文学 / 仏語 / 仏文学 / コーパス
研究概要

マザリナード文書電子化の基盤になる東京大学所蔵コレクション2700点の転写作業がほぼ終了したので、予定より早く画像とテクストデータによるオンライン・データベースの構築に着手し、学術的研究サイトとして機能させる基本設計をWeb上で実験的に運用し始めた。このコレクションの公開にあたっては、所有者である東京大学総合図書館と慎重に協議を行い、覚書を交わすにあたって知的財産権の専門家から法的知識の提供を受け、インターネットを利用する新しい研究環境の課題をひとつ解決することができた。コレクションの由来は資料解題として学習院大学人文科学研究所紀要に発表した。
つづいて新しい研究者コミュニティの創成に関しては、まず、日本仏語仏文学会にて本研究プロジェクトを紹介し、一分野の活性化のみならず、今後の研究全体を活性化しうるきわめて有効な方法論として関心を集めた。国外ではフランスにおいて、大学研究者や同様のコレクションを所蔵する図書館に呼びかけ、単なる情報の交換にとどまらない生産的なネットワークを構築しつつある。3月にはいよいよ国内外に向けて専門領域を超えた参加を呼びかけるメッセージを発信した。日本から発信された新しい研究への呼びかけに、ドイツ等からも反応があり、日本がこのプロジェクトを用意したことに驚きと称賛が寄せられている。本研究プロジェクトの進捗状況、新しく得た知見、これまでの研究成果もブログとしてWebに公表している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010 その他

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 備考 (2件)

  • [雑誌論文] マザリナード文書のWeb公開に先立って-その特性と東京大学コレクションの紹介2011

    • 著者名/発表者名
      一丸禎子
    • 雑誌名

      人文

      巻: 9号 ページ: 97-117

    • 査読あり
  • [学会発表] マザリナード・プロジェクト:古文書研究のための新しい地平線2010

    • 著者名/発表者名
      Patrick Rebollar, 一丸禎子
    • 学会等名
      日本フランス語フランス学会
    • 発表場所
      南山大学
    • 年月日
      2010-10-17
  • [備考]

    • URL

      http://www.mazarinades.org/

  • [備考]

    • URL

      http://www.mazarinades.net/blog/

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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