本研究では、これまで個別に行われてきた北東アジア危機言語の記述・類型研究の統合をはかり、言語資料のデータベース化と、研究者間のネットワーク構築をめざした。この目的にそって、代表者と分担者がそれぞれツングース諸語と古アジア諸語について、自身の調査研究を推進して成果を公開するとともに、それぞれの関連研究者に広く連携を呼びかけ、研究会の開催、研究論集の年次刊行を実施した。 また、海外から話者や研究者を招へいして国際的な展開をはかるとともに、データや分析結果をWeb上で公開して、研究者や話者コミュニティとの持続可能なネットワーク構築に一定の成果を得た。
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