研究課題/領域番号 |
22320078
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
中井 精一 富山大学, 人文学部, 准教授 (90303198)
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研究分担者 |
真田 信治 奈良大学, 文学部, 教授 (00099912)
岸江 信介 徳島大学, 大学院・ソシオ・アーツ・アンド・サイエンス研究部, 教授 (90271460)
高岡 弘幸 福岡大学, 人文学部, 教授 (00226739)
松丸 真大 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (30379218)
LONG Daniel 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (00247884)
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キーワード | 都市言語 / 言語行動 / 伝統的地方都市 |
研究概要 |
平成23年度は、伊賀上野第二次調査を実施するとともに調査データの整理ならびにデータベース化をおこなった。 第二次調査では、中井精一(研究代表者)を中心とし、第一次調査の分析をおこなった松丸真大(研究分担者)、阿部貴人(連携研究者)らを中心になって、経年調査を推進するとともに、岸江信介(研究分担者)、大西拓一郎(連携研究者)、高木千恵(連携研究者)、鳥谷善史(連携研究者)らを中心に、周辺地域を対象とした言語地理学的調査が完了し、松森智彦(研究協力者)ならびに笹原佑宜(研究協力者)によってデータベース化が進行している。 また、真田信治(研究分担者)、朝日祥之(研究分担者)らが中心となって、旧上野地区の移住者で構成されるニュータウンにおける社会言語学的調査、ならびにダニエル・ロング(研究分担者)、張守祥(研究協力者)らによって定住外国人を対象とした言語生活および言語景観に関する調査を実施した。加えて、高岡弘幸(研究分担者)、岡田浩樹(研究協力者)、島村恭則(研究協力者)および乾誠二(研究協力者)、平松豊作(研究協力者)、加田芳英(研究協力者)らの文化人類学、人文地理学の研究者によって、伊賀上野の都市特性に関する調査研究を推進した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
第二次調査の準備段階で、当該エリアの話者選定に手間取り調査準備に予想以上の時間を費やすことになったが、伊賀市内各公民館の支援により話者が確定し、順調に調査が進行するとともに最終年度にむけてデータベース化も進行している。
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今後の研究の推進方策 |
研究の最終年度であることから、成果発表をおこなう。 成果の公表は、報告書を作成するとともに、国内・海外の学会で最終成果の発表をおこなう。また伊賀市および教育委員会と連携し、公開シンポジウムを開催し研究成果の社会還元を図る予定である。
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