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2010 年度 実績報告書

早期英語教育指導者に望まれる英語運用力と指導者養成・研修に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22320107
研究機関熊本大学

研究代表者

小林 美代子  熊本大学, 大学院・社会文化科学研究科, 教授 (00364927)

キーワード英語教育 / 早期英語教育 / 指導者養成・研修 / 英語運用能力 / カリキュラム開発 / 小学校英語 / 言語能力評価 / 指導者資格認定
研究概要

プロジェクトの初年度に当たる平成22年度は、前プロジェクト(課題番号19320085)で実施した小学校教員を対象とする意識調査結果をさらに深く追求するため、ケース・スタディを実施した。対象者は、前プロジェクト遂行の過程で協力体制を築いてきた教育機関及び熊本県内の小学校の中から2-3の機関を募った。当該調査の目的は、(1)早期英語教育指導者の実態のより精密な掌握と(2)指導者に望まれる英語運用力の特定の2点で、手法としては授業観察・分析を用いた。具体的には授業をビデオに収録し、理論的枠組みに照らし、指導方法・教育活動・指導者の英語使用等を分析した。教室活動の観察に加え、前プロジェクトで分析した『英語ノート』の指導者言をさらに仔細に分析すると同時に、市販のビデオによる模範授業中の指導者言を分析し、教室活動の録画データと比較検討し、指導者の英語使用について探求した。これまでの研究活動の成果を実際の指導者研修の場で実践に結び付けることを目指し、熊本県、広島県、千葉県、東京都において、主として小学校英語活動に関わる指導者を対象とするセミナー及びワークショップを開催した。平成23年2月20日には、早期英語教育の第一人者を講師として招聘し、「小学校英語次の一歩、そして次の一歩」と題する講演会を熊本大学黒髪キャンパスで開催し、間近に迫った小学校5,6年生の英語活動必修化に向けて、現場の教師や関係者が強く関心を寄せるテーマに関する啓蒙活動を行った。既に前プロジェクトの研究活動の一環として、執筆活動と編集会議を重ねてきた早期英語教育指導者向け手引書『Catch It Alive』を刊行した。(695字)

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公開日: 2013-06-26  

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