研究課題
最終年度につき、これまでの研究成果を踏まえて、研究発表だけでなく、中国、台湾での講演会を開催した。また、資料調査の成果および共同研究の成果などの発表、刊行に努めた。特筆すべき成果としては、以下の事項のとおりである。1.海外での成果報告を兼ねた講演会を実施:①北京:中国社会科学院(川島真、2012年8月);②国立台湾大学日本文学系(貴志俊彦、2013年3月);国立東華大学歴史系(貴志俊彦、2013年3月)2.国内外での資料調査を実施し、一部目録等を刊行:①神戸華僑歴史博物館で「蔡宗傑コレクション」を整理、目録化→陳來幸編『蔡宗傑コレクション(図書・文書)』(神戸華僑歴史博物館、2013年3月);②貴志俊彦編『亀田治メモランダム(旧KDD同軸海底ケーブル建設事業覚書)』(京都大学地域研究統合情報センター、2013年3月)→ウェブ上でも公開(http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/publish/files/2013/03/ciasdp29.pdf)3.共同研究の成果を刊行:①貴志俊彦・土屋由香編、金麗實訳『文化冷戦とアジア--脱中心化する冷戦研究』(ソウル:ソミョン出版、2012年6月);②貴志俊彦・土屋由香・林鴻亦編『美国在亜洲的文化冷戦』(台北:稲郷出版社、2012年6月);③貴志俊彦・松重充浩・松村史紀編『20世紀満洲歴史事典』(吉川弘文館、2012年11月)4.個別研究成果による論文発表(下記、【雑誌論文】等を参照)
24年度が最終年度であるため、記入しない。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (3件) (うち招待講演 3件) 図書 (4件) 備考 (1件)
呉偉明編『在日本尋找中国―現代性及身分認同的中日互同』
巻: 香港中文大学出版社 ページ: 223~244
大里浩秋編『戦後日本と中国・朝鮮-プランゲ文庫を一つの手がかりとして』
巻: 研文出版 ページ: 41~82
三澤真美恵・川島真・佐藤卓己『電波・電影・電視―現代東アジアの連鎖するメディア』
巻: 青弓社 ページ: 82~107
http://www.cias.kyoto-u.ac.jp/publish/files/2013/03/ciasdp29.pdf