研究課題/領域番号 |
22320144
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
東洋史
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
気賀沢 保規 明治大学, 文学部, 教授 (10100918)
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研究分担者 |
肥田 路美 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (00318718)
高橋 継男 東洋大学, 文学部, 教授 (50125598)
手島 一真 立正大学, 仏教学部, 准教授 (20329006)
松浦 典弘 大谷大学, 文学部, 准教授 (80319813)
高瀬 奈津子 札幌大学, 文化学部, 准教授 (00382458)
櫻井 智美 明治大学, 文学部, 准教授 (40386412)
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連携研究者 |
江川 式部 明治大学, 商学部, 講師 (70468825)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 中国仏教社会 / 房山石経 / 山西仏教 / 四川仏教石経 / 墓誌銘 / 北斉仏教石刻 / 巡礼 / 節度使 |
研究概要 |
本研究の目的は、魏晋南北朝隋唐時代の本質が「仏教社会」であるとの認識に立って、その社会の構造や特質を、仏教石刻(主に文字資料)を通じて明らかすることにある。本研究では、(1)房山石経、(2)山西・河北仏教石刻、(3)四川仏教石経、(4)華北仏教石刻の4本の柱を立て、現地調査や資料整理と考察を進めた。(1)では4千点以上の隋唐石経の所在状況と題記を整理し、(2)では山西長治地区の仏教に焦点を当て、(3)では洛陽の石刻資料の把握に努め、(4)では四川灌県の仏教石経の所在に迫った。当時の仏教社会の基層を浮き彫りにするにはなお研究の深化が必要となるが、多くの成果により基礎的作業はほぼ終了したと考える。
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