• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

東アジアにおける人身取引と法制度・運用実態の総合的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22330007
研究機関立命館大学

研究代表者

大久保 史郎  立命館大学, 法務研究科, 教授 (90066720)

研究分担者 樋爪 誠  立命館大学, 法学部, 教授 (00308769)
山口 直也  立命館大学, 法務研究科, 教授 (20298392)
小田 美佐子  立命館大学, 法学部, 准教授 (20388078)
吉田 容子  立命館大学, 法務研究科, 教授 (30469168)
安達 光治  立命館大学, 法学部, 教授 (40348868)
嘉門 優  立命館大学, 法学部, 准教授 (40407169)
薬師寺 公夫  立命館大学, 法務研究科, 教授 (50144613)
野口 雅弘  立命館大学, 法学部, 准教授 (50453973)
徳川 信治  立命館大学, 法学部, 教授 (60280682)
吉田 美喜夫  立命館大学, 法務研究科, 教授 (70148386)
松宮 孝明  立命館大学, 法務研究科, 教授 (80199851)
佐藤 敬二  立命館大学, 法学部, 教授 (80225937)
大河 純夫  立命館大学, 公務研究科, 講師 (10066730)
山根 健至  立命館大学, 立命館グローバル・イノベーション研究機構, ポストドクトラルフェロー (10522188)
植松 健一  立命館大学, 法学部, 准教授 (90359878)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード人身取引 / 人身売買 / 出入国管理 / 人間の安全保障 / 人の国際移動 / 人身取引議定書 / 外国人研修生 / 外国人技能実習生
研究概要

今年度の主たる研究活動は2012年12月7-8日開催のシンポ「人の国際移動と法-入管法制をめぐって」で、①1990年改正以降の入管法の全容と各法分野(憲法・刑事法・国際法・国際私法)からの検討、②外国人研修・技能実習生の改正などを含めた外国人をめぐる法と法政策(人権保障・労働者制策・家族)とその実務的な諸問題を検討した。
ここでは、主課題である人身取引に限定せず、「人の国際移動」全体を捉える視点から、日本の外国人政策・法制度を検討した。①では、入国規制から外国人登録制度の廃止と在留カードによる在留管理への転換が在留の安定化をもたらすか、「不法」滞在の締め出しと問題の潜在化をまねかないか、②では外国人労働者保護の前進をもたらすかが主たる論点となった。こうした入管法制をめぐる現段階を、今後の日本および東アジアにおける「人の国際移動」の動向に照らして、どのように評価するかがあらためて問われた。また、この問題領域への本格的な研究はとりわけ法学的研究に乏しく、事態の進展に大きく遅れている。ここでは調査・研究の担い手養成も課題となった。
なお、主課題である人身取引の調査研究も過年度に引き続いて行い、今年度はフィリピンの現地調査をふまえた実態・政策・保護防止の総合的な資料収集、調査研究を行い、また、日本における人身取引の実態把握に努めた。その全容把握は依然として困難を極め、その方法論的な検討も行った。
今年度は最終研究年度であるので、これまでのタイ・フィリピンなどの実態調査、人身取引と外国人研修・技能実習生をめぐる国際会議、本年度の上記シンポをふまえて、その総合的な取りまとめを行っている。その成果を研究年度終了後になるが、出版刊行として行う予定である。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 「入管法シンポジウムを終えて」2013

    • 著者名/発表者名
      吉田美喜夫
    • 雑誌名

      立命館ロー・ニューズレター

      巻: 72号 ページ: 11-12頁

  • [雑誌論文] 「外国人技能実習制度の現状と課題―JITCOの調査報告―」2012

    • 著者名/発表者名
      吉田美喜夫
    • 雑誌名

      立命館国際地域研究

      巻: 36号 ページ: 207-220頁

  • [雑誌論文] 「偽装結婚」の事例から人身売買のグレーンゾーンを検証する2012

    • 著者名/発表者名
      藤本伸樹
    • 雑誌名

      立命館国際地域研究

      巻: 72号 ページ: 175-181頁

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi