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2010 年度 実績報告書

集団的労働紛争解決の実態分析による労使関係立法の改革モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 22330021
研究機関九州大学

研究代表者

野田 進  九州大学, 大学院・法学研究院, 教授 (90144419)

研究分担者 中窪 裕也  一橋大学, 国際企業戦略科, 教授 (90134436)
キーワード集団的労働紛争 / 解決システム / ADR / 実態分析 / 労使関係法 / 改革モデル / 比較法 / 労働組合法
研究概要

本研究は、集団的労働紛争の解決システムの国内外の比較研究を通して、わが国の労使関係立法の改革を提言することを目的としている。
第1年目である本年度では、まず、研究体制を整備充実した。本研究は、研究代表者と同分担者各1名の限られた人数で構成しているが、若手研究者を中心とする優れた各国比較法研究者を、研究協力者として調査研究における情報提供や調査補助の任務を協力依頼することを、当初より予定していた。そこで、中国・イギリスについては、キョウ敏(久留米大学准教授)、ドイツについては高橋賢司(立正大学准教授)、イタリアについては、大木正俊(姫路獨協大学准教授)に協力依頼し、共同研究体制を発足した。
平成22年6月に、一橋大学において全メンバーが集合して研究会を開催し、各国の概況を報告して、それぞれの調査国および調査項目の分担、調査計画を確認した。その上で、各メンバーが、諸外国の集団的労働紛争の解決システムの実情調査に着手した。すなわち、野田とキョウ敏は、平成22年11月にイギリス(ACAS、CAC)およびフランス(労働省、CFDT、MEDEF)、大木は3月にイタリア、中窪は同月アメリカの実地調査を行った。これらの調査結果については、本年に第2回目研究会を開催して、各報告を行い、来年度に公表の予定である。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 不当労働行為の救済と労働委員会-アメリカと日本2011

    • 著者名/発表者名
      中窪裕也
    • 雑誌名

      月刊労委労協

      巻: 660号 ページ: 2-22

  • [雑誌論文] 東アジア労働紛争解決システムの中の日本-その位置と課題-2010

    • 著者名/発表者名
      野田進
    • 雑誌名

      日本労働法学会誌

      巻: 116号 ページ: 50-64

    • 査読あり
  • [雑誌論文] イギリス労働紛争解決システムにおける調停2010

    • 著者名/発表者名
      野田進
    • 雑誌名

      季刊労働法

      巻: 229号 ページ: 208-225

  • [学会発表] 東アジア労働紛争解決システムの中の日本-その位置と課題-2010

    • 著者名/発表者名
      野田進
    • 学会等名
      日本労働法学会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2010-05-16
  • [図書] 労働紛争解決ファイル-実践から理論へ-2011

    • 著者名/発表者名
      野田進
    • 総ページ数
      332
    • 出版者
      労働開発研究会

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公開日: 2012-07-19  

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