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2013 年度 実績報告書

児童虐待防止システムの総合的検討―児童虐待の防止と児童の保護―

研究課題

研究課題/領域番号 22330026
研究機関上智大学

研究代表者

町野 朔  上智大学, 生命倫理研究所, 教授 (60053691)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード児童虐待 / 社会的養護 / 特別養子縁組 / 赤ちゃんポスト / 養子縁組あっせん団体 / 虐待予防
研究概要

今年度は、埼玉県熊谷市で鮫島ボンディングクリニックを開業し、特別養子縁組を行政と連携して推進する「あんしん母と子の産婦人科連絡協議会」を2013年11月に創設した、鮫島院長を招いて、産婦人科ベースでの特別養子縁組のあり方、その課題などについてお話を伺う予定であった。しかし、都内での大雪のため延期せざるを得ない状況になってしまったので、それについては、別途、新たな機会を設けフォローしたいと考えている。
さらに、現在、NPO法人等による特別養子縁組の斡旋も行われている中、法人に対する行政の監督・指導のあり方、養親から法人への報酬、海外への養子縁組あっせんの問題など検討する課題が多く指摘されている。他方、乳児院からの特別養子縁組についても、養子縁組を希望する養親は後を絶たないにもかかわらず、実親の親権放棄がなかなか行われず、結局、子供たちは児童養護施設での生活を余儀なくされてしまうといった問題点が指摘されている。
虐待予防策として、また被虐待児の受け皿として、特別養子縁組制度がどのような可能性を有しているか等について、引き続き検討を行っていきたいと考えている。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 その他

すべて 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [学会発表] わが国の子ども虐待の社会的コスト

    • 著者名/発表者名
      和田一郎
    • 学会等名
      第19回 Jaspcan信州大会
    • 発表場所
      信州大学松本キャンパス
  • [図書] 杉山登志郎(編) 『講座 子ども虐待への新たなケア』<第8章「子ども虐待の経済学」を担当>2013

    • 著者名/発表者名
      和田一郎
    • 総ページ数
      208
    • 出版者
      学研教育出版

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公開日: 2015-05-28  

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