研究課題
基盤研究(B)
飲酒運転は極めて危険な行為だが、その効果的な抑止策は、従来、多角的に検証されてはこなかった。そこで、本研究では、飲酒運転の背景を、法社会学、法と心理学、医学の知見も踏まえて検討した。その結果、飲酒運転を防止するには、①違反者に飲酒運転の悪質性、重大性を十分に理解させ、将来、同種の運転をしない意識を涵養させること、②こうした内面形成のためには、違反者に、課されるべき制裁(刑罰を含む)の意義をも十分に理解させる必要があること、③以上の目的達成のために、先ずは、飲酒運転を繰り返した者(最も危険な行為者群)を念頭におき、その悪弊の除去に資する医学、心理学的プログラムの導入が望ましいことが確認された。
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