研究課題/領域番号 |
22330038
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研究種目 |
基盤研究(B)
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研究機関 | 青山学院大学 |
研究代表者 |
宮澤 節生 青山学院大学, 法務研究科, 教授 (60001830)
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研究分担者 |
神長 百合子 専修大学, 法学部, 教授 (80194968)
武士俣 敦 福岡大学, 法学部, 教授 (30190169)
和田 仁孝 早稲田大学, 法務研究科, 教授 (80183127)
藤本 亮 静岡大学, 法務研究科, 教授 (80300474)
上石 圭一 新潟大学, 人文社会教育科学系, 准教授 (80313485)
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キーワード | 弁護士 / 法科大学院 / 司法試験 / 司法修習 / キャリア |
研究概要 |
平成22年度は、予定通り、第62期弁護士全員に対する郵送調査を行った。 1.調査票の作成においては、平成22年8月に3日間連続の研究会を行い、研究分担者・連携研究者のみならず、日弁連法科大学院センターに所属する第61期弁護士にも参加を求めて、適切な内容となるよう努力した。 2.作成した調査票原案は連携研究者である法科大学院実務家教員と上記の第61期弁護士の周囲の第62期弁護士に対してプレテストを行い、さらに修正を行った。 3.調査対象である第62期弁護士については、平成22年10月現在の登録者2,121名全員について、日弁連から氏名・住所・電話番号・ファクス番号等の提供を受けた。 4.調査票は18ページからなり、平成23年1月7日に発送した。匿名性を高めるため、調査票には通し番号のような識別可能な情報はまったく記載しなかった。そのため、返信と同時に調査結果の概要送付を希望するハガキを送付させることによって、回答者に督促状を送る事態を避けるように努めた。 5.督促状は、第1回が1月21日発送でハガキ、第2回が1月28日でファクス(個人・主規模事務所)とハガキ(大規模事務所)、第3回が2月4日で第2回と同じくファクスとハガキを併用し、最終的には2月28日で回収を終了した。 6.回収は621名で、回収率は29.3%であった。18ページもの複雑な調査票で3割近い回収率を得たのは、匿名性を維持する工夫と、督促の工夫の効果であったと思われる。 7.単純集計結果を分析する研究会を、3月25日に行った。
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