研究課題/領域番号 |
22330040
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
高倉 成男 明治大学, 法務研究科, 教授 (00440165)
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研究分担者 |
鈴木 利廣 明治大学, 法務研究科, 教授 (10386419)
熊谷 健一 明治大学, 法務研究科, 教授 (20264004)
金子 敏哉 明治大学, 法学部, 講師 (20548250)
中山 信弘 明治大学, 公私立大学の部局等, 教授 (40009816)
棚橋 祐治 金沢工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80298702)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 国際公共政策 / 国際関係論 / 開発問題 / 公衆衛生 / 先端科学技術 / 生命倫理 / 国際情報交換 |
研究概要 |
平成24年11月12日に「知的財産と公共政策」に関するシンポジウムを開催した。このシンポジウムには、環境省、経産省、農林水産省、外務省、特許庁、内閣官房の6つの省庁の知的財産に関連する国際交渉を担当する担当者(室長、参事官レベル)が参加し、互いに情報交換、意見交換を行った。このような省庁横断の「政策対話」の開催はそれ自体画期的なことであるが、それに加えて、内容的に、各省庁の専門家が他省庁における関連の国際問題(具体的には、環境保護や途上国の開発支援のニーズ知的財産保護のニーズの抵触問題)についての理解を深め、今後の有機的・総合的な政策調整の必要性を確認できた点においても有意義なことであったと評価することができる。シンポジウムの概要(議事録)は、本学の知的財産法政策研究所のHPで公開されている。 平成25年3月25‐30日には、研究代表者の高倉教授及び協力者の澤井敬史氏(東京理科大特任教授)がバンコクを訪問し、当地にて開催された世界知的所有権機関(WIPO)及びタイ政府共催の国際シンポ(農業と地理的表示に関する会合)に参加した40か国の知財関係者に対し、特許制度と公共政策に関する科研費事業の3年間の成果について報告・意見交換する等のアウトリーチ活動を展開した。 また前年度及び前々年度に引き続き、特許制度と公共政策に関する研究会を開催した。今年度のテーマは、前記HP掲載のとおり、「WTO交渉と知財」「正義と知財」「標準と知財」「iPSと知財」「国際私法と知財」であった。過去3年間の本研究会の討議結果に一部は、「知財フォーラム」(財団法人知的財産研究所の雑誌)にて論文化され、公表されていく予定である。なお、研究代表者及び分担者による研究成果は、後掲のとおり、論文、図書等により公開されている。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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