研究課題/領域番号 |
22330059
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研究機関 | 西南女学院大学 |
研究代表者 |
菅 英輝 西南女学院大学, 人文学部, 教授 (60047727)
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研究分担者 |
田中 孝彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (10236599)
秋田 茂 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10175789)
藤本 博 南山大学, 外国語学部, 教授 (70165421)
豊下 楢彦 関西学院大学, 法学部, 教授 (90025156)
倉科 一希 国際教養大学, 国際教養学部, 准教授 (00404856)
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キーワード | 日米安保 / 冷戦の変容 / 世界秩序の変容 / 同盟と社会 / 同盟内政治 / アジア太平洋 / 冷戦の終焉 / 欧州とアジア太平洋の比較 |
研究概要 |
2010年度は研究会を3回開催した。 第1回(7月10日、京都女子大学)では分担者3名(初瀬、田中、倉科)が分担テーマに関する報告を行い、議論をした。くわえて、本研究プロジェクトとして、どのような特色を打ち出すかについて意見交換を行った。 第2回(9月23日、西南女学院大学)では、研究協力者である中島の報告にくわえて、知見提供者3名を招聘し、報告をしていただき、議論を深めた。引き続き、本プロジェクトとしてどのような特色を出すべきかについて再度議論をし、手始めに、The Cambridge History of the Cold War全3巻を読み進める中で、この問題を考えていくことになった。 第3回(11月6日、金沢大学)では、分担者の都丸、田中、倉科および代表者菅の4名がThe Cambridge History of the Cold War所収の論文の中から、それぞれ冷戦史研究の総論に該当する章を12章選択し、これらの章について各自報告を行い、冷戦史研究の動向の把握に努めると同時に、本研究で打ち出すべき分析視角や特色について議論を深めた。また、知見提供者1名を招聘し、ウェスタッドの近著『グローバル冷戦史』の意義と問題点について報告していただき、本プロジェクトが打ち出すべき研究の独自性や特色について議論した。 初年度は、分担者の個別テーマに関する報告と同時に、冷戦史研究の動向を把握することに努め、さらに本プロジェクトとして、最終的にどのような独自性と特色を出すかについて議論を深めることができた。 なお、具体的な研究成果は、別紙のとおりである。
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