研究課題
基盤研究(B)
本プロジェクトは、経済構想と社会哲学を軸に新自由主義の歴史的多様性を解明した。フリーデンのイデオロギー分析の方法およびとタイラーとジェルソンのその展開、バウチャーとヴィンセントによるイギリス理想主義の研究を受け止め、これを基盤として姫野と江里口はイギリスの、黒木はアメリカの、江頭はドイツおよびオーストリアの、姫野および関は日本の新自由主義の比較研究を実施した。深貝と新村は新自由主義を古典的自由主義と対比した。さらに、欧米からオッタ-、トイ、モアフィールド、スロマン等の研究者を招聘し、帝国史、労働史、政治経済政策思想に絡む20世紀の新自由主義の展開を解明した。
経済学説・経済思想