ファミリー・ビジネスにおけるネットワーク特性の経営に与える影響の実証的研究

2012 年度 実績報告書

• 研究課題/領域番号: 22330117
• 研究機関: 静岡県立大学
• 研究代表者: 奥村 昭博 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (70571256)
• 研究分担者: 石田 祐 明石工業高等専門学校, 一般科目, 講師 (20455554) ; 吉田 満梨 立命館大学, 経営学部, 准教授 (30552278) ; 池田 哲夫 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (60363727) ; 岩崎 邦彦 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (40315213) ; 斉藤 和巳 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (80379544) ; 西野 勝明 静岡県立大学, 経営情報学部, 教授 (50514600) ; 藤本 健太郎 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (50381017) ; 武藤 伸明 静岡県立大学, 経営情報学部, 准教授 (40275102)
• 研究期間 (年度): 2010-04-01 – 2013-03-31
• キーワード: ファミリー・ビジネス / 経営組織 / ネットワーク

研究概要

本研究は、ファミリー・ビジネスの持つネットワーク特性がその経営に対してどのような影響を与えるのかについて実証的に検討することを目的とし、わが国の複数のファミリー・ビジネス企業を対象に、そのネットワークの把握と、その実証的分析を行うものである。
そうした中で、本研究は当該年度前年において、調査対象となるファミリー・ビジネス企業の抽出と選定、選定された各ファミリー・ビジネス企業に対するネットワーク構造の調査によるデータ構築を行う予定であったが、選定過程において研究協力対象となっていた企業からの調査スキームの見直し要請により、再度日程を調整する必要が生じ、調査実施時期の遅延が発生したため、調査対象企業との間で再調整を行い、調査実施工程の再検討を行い、調査実施した結果、最終的には24の企業を対象としたデータを構築することが可能となった。また調査対象企業に関しては、当初は優良なファミリー企業のみを対象とするものであったが、データの比較検討を行なう際には、比較対象としての企業群も必要との観点から、ファミリー企業以外の企業からもデータの構築を行った。
本研究で構築されたデータは、対象をファミリー・ビジネス企業を中心としたものであるため、いわゆる企業単位のデータは相対的に小規模のものとなったが、その一方で調査対象となった企業数は当初の想定をはるかに越えるものであり、そうした意味で、ファミリー・ビジネス企業という我が国に数多く見られる企業体の特性をネットワークの観点から分析するための、実証的基盤が構築され得たと考えられる。

現在までの達成度 (区分)

理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

研究成果

• [雑誌論文] 日本製薬企業のグローバル戦略 (2013)
  • 著者名/発表者名: 奥村昭博
  • 雑誌名: 製剤機械技術学会誌 巻: 84 ページ: 10-20
• [図書] 静岡に学ぶ地域活性イノベーション (2013)
  • 著者名/発表者名: 奥村昭博他編
  • 総ページ数: 222
  • 出版者: 中央経済社