研究課題/領域番号 |
22330146
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
丹羽 美之 東京大学, 大学院情報学環, 准教授 (00366824)
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研究分担者 |
吉見 俊哉 東京大学, 大学院情報学環, 教授 (40201040)
筒井 武文 東京藝術大学, 大学院映像研究科, 教授 (70420297)
中村 秀之 立教大学, 現代心理学部, 教授 (00299025)
鳥羽 耕史 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (90346586)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 記録映画 / 産業PR映画 / 科学映画 / ドキュメンタリー / アーカイブ / 映画史 / メディア史 / 戦後日本 |
研究概要 |
3年目にあたる本年度は、引き続き、岩波映画コレクションを中心に、シンポジウムやワークショップの開催、作品のデジタル化・データベース化、DVDブックの編集・刊行などを行った。具体的な研究成果は下記のとおりである。 (1)定例研究会・打合せの開催(全4回、「オーファン・フィルム対策について」ほか) (2)シンポジウム、ワークショップ、研究上映会の開催(全4回、①「時枝俊江追悼上映会」2012年5月10日、②「空に、地下にのびる都市―東京オリンピック前の建設記録映画―」2012年6月17日、③「スポンサー等が保有する作品」2012年11月16日、④「フィルムを捨てないでー記録映画の保存と活用」2013年1月26日) (3)作品のデータベース化(放送番組センターから寄贈されたフィルム番組1200本をデータベ ース化し、ウェブサイトhttp://www.kirokueiga-archive.comに検索システムを公開した) (4)DVDブックの編集・刊行(これまでの成果をもとに、丹羽美之・吉見俊哉編『記録映画アーカイブ1 岩波映画の1億フレーム』東京大学出版会、2012年、を編集・刊行した)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ワークショップの開催、データベース化など順調に進んでいる。これまでの成果は、丹羽美之・吉見俊哉編『記録映画アーカイブ1 岩波映画の1億フレーム』(東京大学出版会、2012年)としてDVDブックにまとめた。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き、ワークショップの開催をベースに、記録映画の収集・保存・活用を進めていく。また、その成果を『記録映画アーカイブ』 シリーズ(東京大学出版会)として随時刊行していく予定である。
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