研究課題/領域番号 |
22330178
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
芝野 松次郎 関西学院大学, 人間福祉学部, 教授 (60162640)
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研究分担者 |
小野セレスタ 摩耶 滋慶医療科学大学院大学, 医療管理学研究科, 講師 (80566729)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | ソーシャルワーク / 社会福祉援助技術 / 子育て支援総合コーディネート / ソーシャルワーク実践モデル開発 / 子ども・子育て支援 |
研究概要 |
「子育て支援総合コーディネート事業」を、ソーシャルワーク実践の視座から捉え直し、総合コーディネーター(以下、子育てコンシェルジュ)のためのソーシャルワーク実践モデルを研究開発することが本研究の目的である。この研究目的を達成するために、平成23年度は、M-D&DのフェーズI「問題の理解」で実施した総合コーディネート事業の実態調査結果に基づき、フェーズII「実践モデルの叩き台の作成」に取り組み、実践モデルの叩き台を構成するデータベース・ナビ・モジュール(以下、子育て支援データベース・ナビ・システム)を試作し、改良を加えるとともに、実践モデル叩き台を構成するもう一つのモジュールであるコーディネート・ナビ・モジュール(以下、子育て支援コーディネート・ナビ・システム)の基本設計を行った。 平成24年度は、西宮市こども部の協力を得て、子育て支援データベース・ナビ・システムの試行、改良を継続するとともに、子育て支援コーディネート・ナビ・システムの叩き台を開発した。後者は、子育てコンシェルジュが、子どもの成長ニーズと保護者の子育てニーズをアセスメントし、子育て支援データベース・ナビ・システムを活用して、計画的に資源の活用を援助し、活用状況をモニターすることによってニーズが充足されたかどうかを評価しながら、子どもの成長と保護者(親)の子育てを支援するソーシャルワークとしての子育て支援総合コーディネートの実践モデルである。叩き台は、西宮市において一定期間試用された。試用後のフィードバックを得た後、改良が加えられた。平成24年度は、本開発的研究の最終年度であり、3年間の研究開発過程を精査し、最終成果としての実践モデル(両子育て支援ナビ・システム)の試行評価結果を整理した。これを平成25年3月に著書『ソーシャルワークとしての子育て支援コーディネート』(関西学院大学出版会:233頁)として出版した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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