研究課題
基盤研究(B)
足利事件において虚偽自白が発生した過程と、その後の捜査・裁判においてそれが見過ごされた原因を心理学的な視点から検討した。その結果、取調官と被疑者のコミュニケーションへの参加様式に食い違いが生じ、それが修正されないまま取調べが進行してしまったことが虚偽自白発生の主要な原因であることが明らかになった。また裁判の過程で DNA 鑑定など科学鑑定の詳細に踏み込むコミュニケーションが行われなかったことが虚偽自白の見過ごしに結びついたことも示された
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