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2012 年度 実績報告書

心理学の古典的実験機器に関するデータベース作成とその活用

研究課題

研究課題/領域番号 22330203
研究機関立教大学

研究代表者

長田 佳久  立教大学, 名誉教授, 名誉教授 (00133455)

研究分担者 菅野 育子  愛知淑徳大学, 人間情報学部, 教授 (10206394)
吉村 浩一  法政大学, 文学部, 教授 (70135490)
佐藤 一彦  立教大学, 現代心理学部, 教授 (80440197)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード心理学 / 実験心理学 / 心理学史 / 古典的実験機器 / アーカイブ化
研究概要

平成24年度は、心理学における歴史的な実験機器と関連史料に関するデータベース公開の実現に向けて、前年度までに作成したデジタルデータに関するメタデータの収集・整理を行った。それらのデータを基にweb上で閲覧できるデータベースの構築とその結果を公開した。また、学会イベントでもデータベースの供覧を行った。
1・機器・史料のデジタルデータベース構築 昨年度までに作成したデジタルデータに関して、データベース上で効率的な検索を可能にするためのメタデータの収集と付加を行った。メタデータの収集・整理の後に、国立情報研究所が開発しているWEKOによるデータベースシステムを構築し、デジタルデータとメタデータを組み込んだ。この一連の作業により、実験機器と関連資料によるデータベースを作成することができた。
2・学術的データベースに関する調査 心理学データベースの効果的かつ効率的な運用のため、図書館情報学の専門家を中心に,国内外の学術的データベースを有する機関の研究者とのディスカッションの場を繰り返し設け、有益な情報・技術を得ることができた。
3・デジタルデータの追加 データベース上で機器の動的状態を閲覧可能にするために、実験機器のレプリカを作成し、その動作映像を活用した。本データベースの大きな特徴となっている。機器がどのように動くか、という映像によって機器の実際の使い方の理解、ダイナミックな動きを見させる事が可能となった。
4・その他 日本基礎心理学会第31回大会にてデータベースの供覧を行い、学会内外での活動の周知化及びデータベースの公開に際しての問題点や改善点を明確化することができた。加えて,本年の研究活動の公開報告会を数回にわたり行った。これらの報告会は,今後の関連活動に関する研究分担者・連携研究者間での情報の共有と、本研究活動を広範へ周知するための有意義な場となった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 1970~80年代のわが国の心理学研究における実験機器利用―竹井機器工業製造品データベース構築の意義―2012

    • 著者名/発表者名
      吉村浩一
    • 雑誌名

      法政大学文学部紀要

      巻: 65号 ページ: 97-116

  • [図書] 『新しい文化心理学の構築――〈心と社会〉の中の文化』2013

    • 著者名/発表者名
      Valsiner, Jaan著、サトウ タツヤ 監訳
    • 総ページ数
      560
    • 出版者
      新曜社

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公開日: 2014-07-24  

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