研究課題
本研究年度においては、研究代表者および研究分担者は、相互の話し合いを重ねながら、それぞれの課題を追求し、研究成果を公表した。具体的には、加藤は、ルネサンスとコメニウスの関係を理解するために重要なジョルダーノ・ブルーノ『傲れる野獣の追放』の翻訳を刊行した。加えて、『新プラトン主義を学ぶ人のために』において、コメニウスの「光の形而上学」の理解に不可欠であるルネサンスの新プラトン主義について論究した。さらに、西洋におけるヒューマニズムの伝統が持つ教育的意義に関する英文論文を国際学術誌Asian Pacific Education Reviewから刊行した。井ノ口は、自らのコメニウス研究の成果を、スロヴェニアとラトヴィアでの国際学会、および福岡大学で開催された教育史学会のシンポジウムで公表した。太田は、コメニウスの『パンパエディア』に関する研究成果2編を、会津短期大学の研究年報にて公開した。相馬は、ラトヴィアとオランダでの国際学会での発表、チェコでの研究誌や教育思想史学会での論文を通じて研究成果を公表した。さらに、2014年3月25日には、ストックホルム大学教育学部教授クラス・ロート氏を上智大学に招いて講演会を開催した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Zeitschrift fuer Paedagogik
巻: vol. 60, no, 1 ページ: 96-108
Asia Pacific Educational Review
巻: 15 ページ: 55-63
会津大学文化研究センター研究年報
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Studia Comeniana et historica, Musaeum Comenii Hunno Brodense
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近代教育フォーラム
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広島修大論集
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巻: 19 ページ: 23-67