研究課題/領域番号 |
22330212
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
三輪 建二 お茶の水女子大学, 大学院人間文化創成科学研究科, 教授 (50212246)
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研究分担者 |
倉持 伸江 東京学芸大学, 教育学部, 講師 (60401593)
柳澤 昌一 福井大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (70191153)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 社会教育主事 / 社会教育職員 / 社会教育主事講習 / 履修証明プログラム / 省察 / ラウンドテーブル |
研究概要 |
4年間の最終年度にあたり、社会教育職員の学部段階での養成課程、および社会教育職員の現職研修プログラムの事例検討を行い、新しいプログラムの提案を進めた。まず学部段階での社会教育実習を軸とする養成プログラムの事例検討を行った。大阪教育大学、北海学園大学、法政大学、東京学芸大学等のプログラムを検討した。 次に、社会教育職員の現職研修プログラムを引き続き実施した。お茶の水女子大学で社会教育主事講習において、年間を通して実践と省察のサイクルを積み重ねるプログラムを実施した。また、福井大学において、公民館職員向けの公開講座として、2年間の社会教育公開講座「学び合うコミュニティを培う」を実施した。 以上をふまえ「社会教育職員の養成・研修・資格の基本的な視点・枠組み・デザインに関するメモ」(未定稿)として、平成25年9月に日本社会教育学会理事会に提案した。養成・研修・資格の枠組みとデザイン案は以下のようにまとめられる。 まず、①まず学部プログラム(社会教育主事資格24単位)として学部前期には実習を中心とするアクティブ・ラーニングプログラム(8~12単位)を、学部後期にはコミュニティ学習支援専門科目群(現行の社会教育主事資格に関する内容をすべて満たすもの、16から20単位)とした。また、②現職プログラムでは、社会教育主事講習や公開講座での経験をふまえ、コミュニティ学習支援コーディネーターのための履修証明プログラム(実践経験の省察・検討を中心、全120~240時間)を提唱した。さらに今後の方向性として、大学院専門職教育を考え、専門職大学院でのコミュニティ・組織学習コーディネーター養成についても提案をまとめた。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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