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2012 年度 実績報告書

専門職基準に基づく校長の養成・採用・研修プログラムの開発に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22330217
研究機関仙台白百合女子大学

研究代表者

牛渡 淳  仙台白百合女子大学, 人間学部, 教授 (30151856)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード校長 / 専門職基準 / 校長養成 / 校長研修 / 校長の力量形成 / 管理職研修
研究概要

本研究は、日本教育経営学会が作成した「校長の専門職基準」に基づき、専門職としての校長にふさわしい養成・採用・研修プログラムを開発するための基礎的調査とプログラム開発を行うことが目的であった。3年間の研究の結果、第一に、現在、教育委員会等で行われている管理職研修と専門職基準との内容的な照応を行い、現在の管理職研修を専門職基準の視点でその実態を明らかにすることができた。第二に、諸外国の校長の養成・研修と専門職基準の実態を明らかにすることができた。特に、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、中国、韓国について明らかにし、我が国の専門職基準の内容や役割を検討・普及させるための視点を得ることができた。第三に、校長の専門職基準に準拠したケースメソッド事例集を作成したことである。管理職研修において使用できるような事例を作成したが、その基礎に、専門職基準を置いており、このような試みは本邦初である。第四に、専門職基準の解説書を作成したことである。専門職基準そのものは、非常にシンプルに書かれているため、その具体的な内容や、事例等、より詳しい解説書が必要とされていた。大学院や教育委員会で、管理職の養成・研修プログラムを作成するために利用できるものである。第五に、教育委員会との連携の下に、校長の専門職基準をベースにした教育委員会における管理職研修プログラムの開発を実際に行ったことである。こうした試みも、我が国では初めての試みであった。以上のように、本科研では多くの成果を生み出すことができたが、こうした成果は、3冊の研究成果報告書と、日本教育経営学会大会における3回のフォーラムで発表した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 校長の専門職基準(2009年版)の一部修正試案、『解説書』試案、及び、専門職基準に対応した『ケースメソッド事例集』について2013

    • 著者名/発表者名
      牛渡淳
    • 雑誌名

      日本教育経営学会編『日本教育経営学会紀要』

      巻: 55 ページ: 未定

  • [雑誌論文] 校長の専門職基準を考える-国内外調査を基に-2012

    • 著者名/発表者名
      牛渡淳
    • 雑誌名

      日本教育経営学会編『日本教育経営学会紀要』

      巻: 54 ページ: 162-169

  • [学会発表] 校長の専門職基準(2009年版)の一部修正試案、『解説書』試案、及び、専門職基準に対応した『ケースメソッド事例集』について2012

    • 著者名/発表者名
      牛渡淳
    • 学会等名
      日本教育経営学会大会
    • 発表場所
      香川大学
    • 年月日
      20120608-20120610

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公開日: 2014-07-24  

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