研究課題/領域番号 |
22340009
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小木曽 啓示 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40224133)
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研究分担者 |
今野 一宏 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (10186869)
後藤 竜司 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (30252571)
角 大輝 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (40313324)
高橋 篤史 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (50314290)
藤木 明 大阪大学, その他部局等, 名誉教授 (80027383)
臼井 三平 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (90117002)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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キーワード | 有理多様体 / 単有理多様体 / カラビ・ヤウ多様体 / 超ケーラー多様体 / 自己同型 / エントロピー |
研究概要 |
当該研究計画中今年度の最大イベントであった国際研究集会``Higher dimensional algebraic geometry conference in honour of Yujiro Kawamata's 60th birthday, 7-11 January 2013, University of Tokyo"は国内外から100名以上の参加者があり大成功のうちに終了した. また, 具体的研究においては, Picard数が2である広義カラビ・ヤウ多様体の自己同型群がその交点定式が2次式のべきにならない場合には有限群であることを示し, 論文``Birational automorphism groups of Calabi-Yau manifolds of Picard number 2"にまとめた. この内容はBanffで開催された国際研究集会``Interactions between continuous and discreteholomorphic dynamical systems", July 8-13, 2012での招待講演, ドイツで開催された国際研究集会``Algebraic and complex geometry - a conference on the occasion of Klaus Hulek's 60-th birthday" September 9-13, 2012での招待講演をはじめ, 数々の国際研究集会での招待講演を受け, 論文は2013年6月に国際的一流誌であるJournal of Algbraic Geometryからの掲載が決まった.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
最大の研究集会企画であった国際研究集会``Higher dimensional algebraic geometry conference in honour of Yujiro Kawamata's 60th birthday, 7-11 January 2013, University of Tokyo"が大成功した.
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今後の研究の推進方策 |
当該研究最終年度でありまとめの意味合いもこめて国際数学者会議ICM2014のSection 4 (Algebraic and Comlex Geometry)の招待講演準備にまず万全を期したい. また, 当該研究中に得られた新たな知見のいくつかはまだ論文の形では公表していないのでそれらを論文にまとめ公表したい.
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