研究課題
基盤研究(B)
フェルミオン的構成法とは、XXZスピン鎖の相関函数の計算を、斉次無限格子に対する準局所作用素の上の汎函数を松原方向の非斉次有限格子を導入することによって拡張するものであるが、このような理論を、連続極限であるサインゴルドン模型の場合まで拡張した。また、Babelon, Bernard, Smirnovにより、形状因子の構成の際に導入されたferumionが上記のフェルミオンと一致することを明らかにした。一方、量子トロイダル代数の組み合わせ論的な表現の構成を行なった。
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