研究概要 |
Painleve 方程式(V) の truncated solutions の固有な角領域の外側における極,a-点の分布を明らかにした.差分Painleve 方程式(dII) の一部の解がその差分幅を 0 に近づけたとき Painleve 方程式(II) の解に近づいていく様子を(dII)の解の差分幅に関する漸近表現を求めることにより明らかにした.(dII)をふくむ幾つかの差分方程式についてすべての有理関数解を求めた.Riemann の zeta 関数の4乗平均について,その2乗分をcritical liline 上でずらしたときにどのように変化するのかをあらわす漸近表現式を得た。
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