研究課題/領域番号 |
22340051
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小林 富雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 教授 (50126059)
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研究分担者 |
浅井 祥仁 東京大学, 大学院・理学系研究科, 准教授 (60282505)
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連携研究者 |
出原 敏孝 福井大学, 遠赤外領域開発研究センター, 特任教授 (80020197)
難波 俊雄 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (40376702)
末原 大幹 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 特任研究員 (20508387)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 素粒子実験 / ミリ波 / ポジトロニウム / 超微細構造 / 量子電磁力学 |
研究概要 |
電子と陽電子の束縛系であるポジトロニウムの基底状態には、スピン状態に対応したオルソとパラの二つの状態が存在し、両者のエネルギー差はポジトロニウムの超微細構造と呼ばれる。超微細構造に相当する203GHzの強力なミリ波源を開発し、世界初の超微細構造間の直接遷移を観測した。観測された遷移確率は理論計算値と良く一致している。またミリ波源を周波数可変に改造し、超微細構造の直接遷移の共鳴幅を用いてパラポジトロニウムの寿命を直接測定する装置を開発した。
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