研究課題/領域番号 |
22340071
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
上野 秀樹 独立行政法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 主任研究員 (50281118)
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研究分担者 |
旭 耕一郎 東京工業大学, 大学院・理工学研究科(理学系), 教授 (80114354)
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連携研究者 |
市川 雄一 独立行政法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 研究員 (20532089)
吉見 彰洋 独立行政法人理化学研究所, 仁科加速器研究センター, 客員研究員 (40333314)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 核電磁モーメント / 核スピン偏極 / β-NMR法 / γ線摂動角分布法 / 殻構造 / RIビーム / 魔法数 / 中性子過剰核 |
研究概要 |
当研究では閉殻異常が報告されている中性子魔法数20と28の領域で核電磁モーメントを行いその発現の有無や機構の解明を目指すという目的のもと、中性子過剰核33Alの基底状態と43Sの準安定励起状態の電気四重極モーメントの測定に成功し、得られたデータからこれらの核で閉殻異常が生じていることを突き止めた。また、実験技術上非常に大きな成果として、新たな核スピン整列RIビームを生成技術である分散整合二回散乱法の開発に成功した。これにより様々なRIの核スピンを制御することが可能となり、核電磁モーメント測定のみならず、核スピン整列したRIをプローブとする物質科学研究など様々なRIビーム利用展開への道が拓けた。
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