研究協力者 |
石橋 善弘 名古屋大学, 名誉教授
飯島 直也 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学院生
加藤 貞治 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学院生
前川 直紀 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学院生
田中 数機 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学・生
安藤 兼一郎 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学院生
横井 隆太 名古屋工業大学, 工学研究科, 大学院生
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研究概要 |
本研究の目的は、複合ペロブスカイト型強誘電体Pb(Znl/3Nb2/3)03-PbTio3(PzN-PT)混晶の平均構造としての安定相を明らかにすることである。本研究では、誘電体試料にDCバイアス電圧800Vを印加した状態で100Hz-lMH2の誘電分散が測定できる装置を立ち上げた。PZN-PT結晶の[001],[011],[111]方向に電場を印加して、温度電場相図を明らかにした。[001]方向では、比較的小さな電場によって臨界点が現れることを実験的に見いだした。同一の組成の結晶であっても、電場印加方向によって、温度電場相図の様子が著しく違うことを明らかにした。
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