研究課題
基盤研究(B)
本研究ではテラヘルツ領域におけるカンチレバーを用いた高周波電子スピン共鳴(ESR)測定の大幅な高感度化に成功した。特に、ESR 信号に伴う微小なカンチレバーの変位を検出するため、ファイバー光学系を用いた Fabry-Perot 干渉計を測定系に導入した。また、この方法を用いて異方性が小さいラジカル試料の ESR 信号検出に高周波領域で初めて成功し、スピン検出感度として 10^8 spins/G という高い感度を実現した。
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