研究課題
基盤研究(B)
統合国際深海掘削計画(IODP)により東部赤道太平洋から採取された始新世-漸新世の堆積物コアを用いて、2300-4200万年前の相対古地磁気強度を求める研究を行った。ロングレンジの相対古地磁気強度記録に、生物源と陸源の磁性鉱物の割合や堆積速度の変化の影響が混入することが判明した。従来、DSDPSite522のデータから地磁気逆転頻度と古地磁気強度が相関することが示唆されていたが、これは支持されなかった。一方、数万年スケールの変動として、非逆転時にも地磁気強度極小が繰り返していたことが明らかとなり、これは過去300万年間について知られていた特徴と同じである。
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