研究課題
基盤研究(B)
地球外核は、その大部分が金属鉄の溶融体であるが、化学組成は純粋な鉄でなく、軽い密度の元素が溶融していると考えられている。この軽い元素の正体を、スーパーコンピュータを用いた量子力学計算と、ダイヤモンドアンビルセル高温高圧実験との二つの異なる手法を有機的に結びつけて、解明を試みた。その結果、珪素、酸素、硫黄は、その候補物質として不適格である可能性がきわめて高いことが判明し、炭素と水素が適合することが予想された。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件) 図書 (1件) 備考 (1件)
J. Mineral
巻: 25 ページ: 11-15
DOI:10.1127/0935-1221/2013/0025-2254
Phys. Rev. B
巻: 84 ページ: 054114
DOI:10.1103/PhysRevB.84.054114
Phys. Chem. Minerals
巻: 38 ページ: 735-740
DOI:0.1007/s00269-011-0446-z
J. Phys. Chem. Solid
巻: 72 ページ: 169-175
DOI:10.1016/j.jpcs.2010.12.004
高圧力の科学と技術
巻: 20 ページ: 244-251
DOI:10.4131/jshpreview.20.244