研究課題
基盤研究(B)
銀河宇宙線が誘起する雲生成の気候への影響は、近年、議論が盛んである。宇宙線量と雲量の相関は、地磁気強度変化が宇宙線量を変えて気候を変えうることを示唆する。地磁気逆転期の気候を使ってこの仮説の検証を行った。地磁気強度が現在の 40%以下に減少(宇宙線量は 40%以上増加)した時に寒冷化が起こり、40%以上では起こらない証拠を提示し、地磁気強度が宇宙線量の変調を介して気候に影響を及ぼすことを実証した。
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