研究課題
基盤研究(B)
パリティー非保存説の妥当性を検証するため円二色分光法による測定解析を可能にする紫外・可視吸収発光性の高分子を用い、1.アキラル系→ホモキラル系、2. ラセミ系→ホモキラル系の構築を通じて、光学不活性な世界から光学活性な世界へ至るシナリオを描くことを目指した。シグマ共役ポリシランとパイ共役高分子を用い、良溶媒・貧溶媒を最適化して左右どちらかの光学活性高分子を発生した。リモネンキラリティー転写法、円偏光キラリティー転写法により発生させた光学活性π共役らせん高分子の発生に伴う 円偏光吸収特性, 旋光度分散、円偏光発光特性において左右の差異が認められ、パリティー非保存の可能性が示唆された。
すべて 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち査読あり 9件) 学会発表 (7件) 備考 (1件)
RSC Advances
巻: 3 ページ: 5213-5219
Chemical Communications
巻: 48 ページ: 6636-6638
Crystal Growth & Design
巻: 12 ページ: 1859-1864
Tetrahedron
巻: 68 ページ: 4791-4796
Cryst Eng Comm
巻: 14 ページ: 4819-4825
アロマリサーチ
巻: 13 (5) ページ: 111-115
巻: 2 ページ: 6663-6671
Macromolecules
巻: 45 ページ: 5379-5386
巻: 48 ページ: 9275-9277
Chemistry an Asian Journal
巻: 7 ページ: 2836-2841
http://mswebs.naist.jp/LABs/fujiki/