研究課題
基盤研究(B)
水産廃棄物の再資源化処理において、有毒性の高い遊離種生成の観点から水銀とセレンの運命を検討した。魚肉中に含まれるメチル水銀はセレノプロテインによって安定化および無毒化されているが、水熱処理(亜臨界水処理)によって、遊離のメチル水銀や低分子量セレン化合物が生成することを明らかにした。また、魚肉の発酵処理(堆肥化)では、メチル水銀の脱メチル化とセレンの気化が起こることがわかった。
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Microchemical Journal
巻: Vol. 106 ページ: 357-362
DOI:10.1016/j.microc.2012.09.008
分析化学
巻: Vol. 61(12) ページ: 1073-1077
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bunsekikagaku/61/12/61_1073/_article/-char/ja/