研究課題
基盤研究(B)
本研究では、タンパク質を修飾するための化学的手法の開発を試みた。一つ目として我々は、オリゴヒスチジンタグ/Ni(II)-NTAプローブの相互作用ペアを利用したタンパク質の共有結合ラベル化法を開発した。このタンパク質ラベル化法を用いて差異母内に発現させたタグ導入タンパク質のラベル化に成功した。二つ目として我々は、ヘリックス型オリゴアスパラギン酸タグ/Zn(II)-DpaTyrの相互作用ペアを用いた高反応性タグ/プローブペアのデザインに成功した。三つ目として我々は、タンパク質の修飾に有用な新しい蛍光性色素の開発に成功した。この蛍光色素は、それ自身の水和平衡に伴って二波長発光変化を示す特徴を持つ事から、今後、タンパク質型の蛍光バイオセンサーへの応用が期待出来る
すべて 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (8件) 学会発表 (12件) 図書 (1件)
Chem. Commum.
巻: 48 ページ: 594-596
Eur. J. Org. Chem.
ページ: 2807-2817
J. Am. Chem. Soc.
巻: 131 ページ: 3961-3964
ぶんせき
ページ: 275-281
巻: 132 ページ: 9301-9309
バイオサイエンスとインダストリー
巻: 68 ページ: 194-197
Chem. Asian J.
巻: 5 ページ: 877-886
Chem. Commun., (in press)
