研究課題
基盤研究(B)
セルロースおよびキトサン等の天然多糖、または、ヒドロキシプロピルセルロース等の修飾多糖溶液をエレクトロスピニングして作成した微細繊維不織布を化学修飾し、接着機能性を持つ分子を微細繊維表面に化学結合により導入することに成功した。コンジュゲート分子合成を経由せずとも微細繊維不織布の機構化が可能であり、母体高分子として多糖だけでなくタンパク質系高分子も利用可能となった。新規な水中接着・繊維形成能を持つ水生昆虫由来のシルクタンパク質に着目し、平均繊維直径が110nm以下のナノファイバー不織布を得ることに成功した。これらの試料を用いてバイオメディカルマテリアル研究への展開が可能となった。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (12件) 学会発表 (49件) (うち招待講演 2件) 図書 (1件) 産業財産権 (2件)
International Journal of Biological Macromolecules
巻: 53 ページ: 150-159
Cellulose
巻: 20(1) ページ: 365-378
Carbohydrate Polymers
巻: 94(1) ページ: 468-478
Biofouling
巻: 29(4) ページ: 357-367
Textile Research Journal
巻: 83(18) ページ: 1918-1925
Macromolecular Materials and Engineering
巻: 298(10) ページ: 1059-1064
Fibers and Polymers
巻: 14(12) ページ: 1059-1064
Advanced Materials Research
巻: 796 ページ: 3-8
Journal of Polymer Science Part A-Polymer Chemistry
巻: 40 (3) ページ: 488-494
Journal of Fiber Bioengineering and Informatics
巻: 5(2) ページ: 1-15
Stenopsyche marmorata. Journal of Fiber Bioengineering and Informatics
巻: 5(2) ページ: 125-137