研究課題
(1)生体磁気計測用集積化センサ素子の開発CoNbZr薄膜、SrTiO薄膜、Cu/Cr薄膜を組み合わせたコプレーナ線路構造の集積化薄膜磁界センサを開発した。位相変化感度は心磁界計測が可能となる目安の100 degree/Oe以上を得た。(2)健常者心磁界の多点計測開発した薄膜磁界センサ素子をDMTD(Dual Mixer Time Difference法)回路と組み合わせて、磁気シールドルーム外において、健常者の心磁界を16チャンネルまで計測した。その結果左心室近傍ではR波が正成分(約150 pT)を有し,人体中央付近ではS波あるいはR波が負成分となったことから、心磁界がおおむね正しく評価できた。またSQUIDに比較して液体ヘリウムデュアが不要であることから体表面へ接近させることが可能であることを示した。
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Journal of the Magnetics Society of Japan
巻: Vol.38, No. 2-1 ページ: 25-28
巻: Vol. 38, No. 3-1 ページ: 83-86
電気学会論文誌A
巻: Vol.133, No.6 ページ: 372-375
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