• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

波・流れ・透水性地形相互作用の直接数値解析手法の構築と海浜変形予測への適用

研究課題

研究課題/領域番号 22360194
研究機関名古屋大学

研究代表者

水谷 法美  名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10209760)

研究分担者 中村 友昭  名古屋大学, 高等研究院, 講師 (90569328)
鈴木 高二朗  独立行政法人港湾空港技術研究所, 海洋水工部, チームリーダー (50360764)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード礫浜 / 海岸侵食 / 人工リーフ / 波・流れ共存場 / 画像解析 / 数値波動水槽
研究概要

七里御浜井田地区海岸を対象に,ウェブカメラによって連続撮影された海岸線の画像解析を行い,その変化特性を現地海岸の波浪特性と関連づけて解析した.まず,画像から汀線を検出する方法を新たに提案し,従来の手法より信頼性の高い安定した検出が可能であることを確認した.そして,この手法により検出した汀線の変動特性から,入射波の特性に起因した汀線変化の特徴があることを明らかにした.そして,暴浪時に汀線の交代が生じることを明らかにした.
一方,数値解析により,波流れ共存場における海水の流動場の特性を明らかにした.特に淡水と海水の混合する状況が密度比によって変動することや,波向きとの関係で変化することを明らかにした.また,人工リーフの存在が波流れ共存場の流動特性に大きく影響を及ぼすこと,人工リーフ背後の水位に人工リーフの配置が影響を及ぼすことなどを明らかにした.
さらに,三次元のマウンドの漂砂特性も明らかにし,波にともなうマウンドの変形特性も数値計算手法により予測できることを示した.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 波と流れが共存する河口部周辺の波高及び流速の空間分布に関する実験的研究2012

    • 著者名/発表者名
      李佑東
    • 雑誌名

      土木学会論文集B2 (海岸工学)

      巻: 68 ページ: 431-435

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 人工浅場の地形変化過程に与える浅場内部の間隙水圧変動の影響に関する実験的研究2012

    • 著者名/発表者名
      中村友昭
    • 雑誌名

      土木学会論文集B2 (海岸工学)

      巻: 68 ページ: 541-545

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 密度差のある波と流れの相互作用による波の変形特性に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      李 佑東
    • 雑誌名

      土木学会論文集B3(海洋開発)

      巻: 67 ページ: I_774-I_779

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 3次元直接数値解析による透過性人工リーフ周辺のエネルギー輸送特性に関する研究2012

    • 著者名/発表者名
      李 光浩
    • 雑誌名

      土木学会論文集B3(海洋開発)

      巻: 67 ページ: I_834-I_839

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 人工浅場の地形変化特性と浅場内部の間隙水圧変動に関する実験的研究2012

    • 著者名/発表者名
      中村 友昭
    • 雑誌名

      土木学会論文集B3(海洋開発)

      巻: 67 ページ: I_1061-I_1066

    • 査読あり
  • [学会発表] WEBカメラにより連続撮影された画像解析に基づく汀線変化の解析に関する研究2013

    • 著者名/発表者名
      VU THI LAN HUONG
    • 学会等名
      土木学会中部支部研究発表会
    • 発表場所
      豊田市
    • 年月日
      20130308-20130308

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi